吐き気を催して口元を手で押さえている女性

睡眠を満足な形でとることができないというのは現代社会においてよく見られる状況になっています。
ビジネスを基本とする社会で生きていくためには不安やストレスを抱えていかなければならないことが多く、それが蓄積していくことによって病的になると寝付けなくなってしまったり、眠っても何度も目が覚めてしまったり、いくら眠っても疲れが取れなくなったりと様々な形で睡眠障害として現れてきてしまいます。
睡眠障害によって生活の質が低下してしまうことは大きな問題であり、その解決策として睡眠薬の処方による対症療法が行われるというのが病院における基本的な治療方針となっています。
睡眠薬は作用メカニズムと半減期で分類がなされています。
多くの睡眠薬は中枢の活動レベルを下げるという点で共通しています。
古くはバルビツール酸系の睡眠薬が用いられていましたが、中枢に直接作用することによって呼吸抑制を起こしうることから現在ではほとんど使用されなくなりました。
現在主流なのはベンゾジアゼピン系であり、その副作用の軽減された非ベンゾジアゼピン系睡眠薬もまた広く用いられるようになってきています。
一方、これらの睡眠薬の場合には自然な睡眠を誘発することができないということが知られているため、より自然な睡眠をもたらせる可能性が高いコンセプトの元に開発されたものも商品化されるようになってきました。
その一つはオレキシン受容体阻害剤であり、覚醒を司るオレキシンの作用を阻害することによって睡眠をもたらします。
また、人の概日リズムの調節において主要な役割を果たす生体内物質であるメラトニンと類似の作用を示すことにより睡眠のリズムを正常化させることを目指した睡眠薬も利用されるようになってきています。

記事一覧
睡眠薬の不眠症薬補助を行う失眠

不眠症薬の治療に用いられる睡眠薬は、神経を落ち着かせ眠気を呼ぶ効果を持ちますが、焦りや不安があれば効果を失いま […]

2019年07月28日
入眠障害で処方される睡眠薬について

不眠症は入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒、熟睡障害の、それぞれ特徴が異なる4つのタイプに分けることができます。 そ […]

2019年07月12日
不安障害における睡眠薬のリスクとツボによる治療

社会に適応していくということは精神的な重荷になってしまうことは否めません。 目上の人や同世代の人、目下の人とい […]

2019年06月17日
睡眠薬を使っても眠れない場合は

夜眠れないと眠れない自分にイライラしたりします。 お昼の明るい時間がずっと続いていいぐらいに思ったりします。 […]

2019年06月02日
睡眠薬の強さを比較

睡眠薬には、薬剤の効果によって半ば強制的に睡眠状態へ導くタイプの薬剤と人間の睡眠に至るシステムを人工的に促進す […]

2019年05月22日